COLUMN 社長コラム

住宅用蓄電池について

2021.02.28

 

蓄電池を販売する会社が最近増えています。

販売会社向けの蓄電池販売セミナーを行う業者も増えています。

訪問販売で高額な蓄電池を売る悪徳業者も徘徊しています。

早く設置したほうがよいのでしょうか?

という質問が増えてきました。 今回はその質問に回答します。

住宅に蓄電池を付ければ

「災害時にも電気が多少使える」

というメリットがあります。

ただし、蓄電池を2021年現在の価格で購入設置しても、

「10年で元を取ることはできない」

というのが正しいです。

太陽光発電の売電単価が下がるつれて、「太陽光発電システムと一緒に蓄電池を設置すると大きな経済的メリットがあります」と書いたチラシがネット上に増えてきましたが、これは虚偽広告です。 計算すればすぐにわかります。

経済的メリットだけ考えると太陽光発電システムのみ設置するほうがメリットは大きいです。

リチウムイオン電池を設置するメリットは「災害時に電気が多少使える」という安心感です。

適切な価格で安心を買えるのであれば設置する価値は大きいと思います。

多少使える

とは、電灯や冷蔵庫など限定した電気製品のみを災害時に稼働できるという意味です。

この2つが10時間以上稼働できるのは大きいと思います。

家庭で消費する電気を全て蓄電池で賄うには20kwh以上の容量が必要となり、設置費用を考えてもまだ現実的ではありません。

ですが、近い将来20kwh近い容量を設置した住宅が普通になると思います。早ければ5年後と予測しています。

では 今できることは何か?ですが、

 

①投資回収が確実な価格で太陽光発電システムを設置しておく

②4kw程度の蓄電池が安ければ設置しておく

の2点となります。

 

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