COLUMN 社長コラム

ツーバイフォー工法 湿気の問題②
2020.10.31
かなり前に記事にした「ツーバイフォー工法の湿気の問題」のアクセス数が多いので、今回は再度掘り下げてます。
ツーバイは湿気に弱いという迷信が一般消費者に流布されているのだと思います。
「ツーバイフォーは湿気に弱い」
というのは誤りです。 正確には
「誤った施工をしている耐震住宅」
が湿気に弱いというのが正しいです。
再掲になりますが、
工法は関係なく、施工が問題です。
近年、災害が増え 耐震性を気にするお客様が急増しています。
耐震性を向上させるため、在来軸組工法でも、外周部に構造用合板を貼った住宅が増えてきています。
湿気を発生させるか否か、最も問題なのは、工法ではなく
断熱施工の方法が最も重要です。
この方法を間違える、若しくは建築会社が知らなければ
躯体内に湿気が滞留してカビが生え、躯体が腐ります。
断熱材がグラスウールでも現場発泡吹付ウレタンフォームでも同じ事です。 施工を間違えれば湿気が滞留します。
構造用合板を貼るため湿気が外に逃げない
ことが最大の要因となります。
なぜこの問題にここまで拘るのでしょうか。
住宅寿命に最も大きな影響与えるポイントだからです。
50年以上住宅を長持ちさせる秘訣は
①結露を防ぐ
②雨水の侵入を防ぐ
③白蟻の侵入を防ぐ
の3つです。
この3つの対策をしていれば、内装をリフォームをすれば自宅は甦ります。
初期投資とメンテナンスコストまで考えた住宅会社選びをしてください。
お金をかければ高耐久住宅ができるのは当たり前
コスト削減だけでは高耐久住宅はできません。
知恵を絞って、お金は活用すれば 高耐久住宅はできます。
次回は 白蟻についての記事を書きたいと思います。