太陽熱温熱器は、太陽光発電システムが太陽『光』で電気をつくるのに対して、太陽『熱』でお湯をつくる装置です。
太陽光発電ばかりが注目されていますが、太陽光発電システムの変換効率が7~20%程度なのに対し、太陽熱温水器の変換効率は50~60%程度とその多くを熱エネルギーに代えることができます。
エシカルハウスの『真空管式太陽熱温水器』は通常のパネル型の太陽熱温水器よりも熱効率が1.5倍ほど高く、夏は90℃までお湯が沸き、冬でも晴天であれば50℃以上の温水ができます。
経済産業省の調査によると、一般家庭でのエネルギー使用率の割合としては「給湯が約3割」を占めていますので、太陽熱温水器は一般家庭において非常に活用できることがわかります。
出展:経済産業省 資源エネルギー庁『エネルギー白書2020』
ハイブリッド太陽熱温水器
エシカルハウスの真空管式太陽熱温水器は、「太陽光発電システムを併用したハイブリッド太陽熱温水器』のため、年間を通じて光熱費を抑えることができます。
通常の太陽熱温水器は冬季(12月~2月)に温水を作ることが難しいのですが、当社の製品は季節問わず太陽光発電の電力を補助で利用して温水を作ることが可能です。
省エネを代表するエコキュートと比較した場合でも、35年間で機器交換費用、ランニングコストを含めた総額コストで150万~200万円程度の節約となります。投資回収も短期間で、機器交換が発生する前に回収することが可能です。特にガス給湯器からの変更はメリットが大きく、ガス給湯器と比較する300万円程度の節約となります。
投資回収の目安
- 中古住宅 ガス給湯器からの変更
7年~8年
- 新築住宅 エコキュートからの変更
9年~10年
ハイブリッド真空管式太陽熱温水器のメリット・デメリット
MERIT メリット
- 太陽熱という無限のエネルギーを利用できる。
- ガス、ボイラー、エコキュートと比較しても最も光熱費削減効果が大きい。(特に大分県は日照時間も長く温暖地のため効果大)
- 災害時で停電していてもお湯を使うことができる
- 本体はコストのかかる全部交換ではなく、部品交換で対応できるためランニングコストが非常に安い。
- 例)エコキュートの場合
15年目で約45万円の交換費用が必要
- 温水器の場合
1年~20年の間に補修費用10万円程度が必要
DEMERIT デメリット
- リモコンによる追い炊き、自動湯張を利用したい場合は、ボイラー給湯機の設置が必須なのでコスト増となる。ただし、ボイラーは冬季(12~2月)のみ短期間の稼働だけとなるので、フル稼働の家庭と比較すると製品寿命は大幅に伸びる。
価格表
- タンク250L一体型
税別25万円+工事費
- タンク300L分離型
税別40万円+工事費
- ハイブリッド250L一体型
価格目安 70万円~ 工事費込
- ハイブリッド300L分離型
価格目安 85万円~ 工事費込
※タンク内のお湯を水で設定温度に割って使用するため、タンクの容量=使えるお湯の量ではありません。
施工事例
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建売住宅の設置例
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建売住宅の設置例
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注文住宅の設置例
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地面置きの設置例
貢献するSDGsの開発目標