COLUMN 社長コラム

断熱材の比較~最も総合力が高いのは何?①
2020.10.31
インターネット上には 断熱材の情報が溢れており、一体何が正しいのか分からなくなってしまった方も多いのではないでしょうか?
最近 流行っているのが XPS、硬質ウレタンなどの
「発砲系断熱材」です。
壁や屋根にボードを敷き詰めたり、現場発泡吹付を行います。
発砲系は大きく5種類存在します。
①フェノールフォーム PF
②吹付硬質ウレタンフォーム PUF
③硬質ウレタンフォーム PUF
④押出法ポリスチレンフォーム XPS
⑤ビーズ法ポリスチレンフォーム EPS
順番は値段が高い順です。
フェノール系が最も断熱性能と価格が高いです。
発砲系のメリットは次の通りです。
①総じて断熱性能が高い
②耐水性が高い
発砲系のデメリットは・・・
①無断熱よりも家が燃えやすくなる。
②白蟻の侵入が容易
③価格が高い。
④EPS以外は断熱性能劣化が起こる。
⑤遮音、吸音性能が全くない。
となります。
木造住宅において重要なポイントにデメリットがあることが分かります。
これが 当社では壁と屋根に発砲系断熱材を利用しない理由です。
どうも価格に見合ってない気がして利用をためらいます。
次回は最近人気のセルロースファイバーについて書きたいと思います。
そういえば、半沢直樹も最終回となってしまいました。
どうも続編は無さそうですね。
直樹を見習って、日々精進を続ければ 世の中はもっと良くなると信じ、当社の社訓である風林火山の旗を掲げ、私も頑張っていきます。