COLUMN 社長コラム
次世代に引き継げる世界を作るために【環境編】
2022.05.14
欧州では軽油が300円/Lまで上昇してきました。
化石燃料を利用したエネルギー単価の上昇は既定
路線だと考えています。
世界では今後、風力や太陽光と原子力を主体と
し、石炭や石油等の化石燃料は削減する方向で
固まってきています。
このまま何の改革もしなければ21世紀中に地
球の温度は1.5~2度の温度上昇が避けられない
ことは、IPCCの第6次報告書において間違いな
いとしています。2021年の最新報告によると
「人為起源の気候変動により、自然の気候変動の範
囲を超えて、自然や人間に対して広範囲にわたる悪
影響とそれに関連した損失や損害を引き起こしている」
ことに疑う余地はないと言い切っています。
IPCCは簡単に言うと国連と世界の優秀な科学者に
よって作られた報告書です。
ぜひ全て読んで下さい。
IPCC報告書はここをクリック!←
日本のメディアは相変わらずこのような重要な
ニュースを詳しく報道しませんね。
毎年起きる大雨や洪水、台風、熱波などの異常気
象は温度上昇を抑えない限り毎年酷くなっていき
ます。
日本はこれに加えて大地震まで起きる国です。
2022年に生まれた子供は2100年に78歳
です。孫は現役世代です。我々の世代はもうこの
世にいないと思いますが、子供や孫の世代はまだ
生きています。地獄を見るかもしれません。
日本お得意の既得権益や本音と建て前、現代の技
術では完全な解決は難しいとしても、
今現在出来る限りの努力をする必要が今の世代に
はあると考えています。
当社ではこのような考えに基づき高断熱高気密住
宅や太陽光発電に力を入れています。
中古住宅の耐震断熱リフォームも今後取り組んでい
く予定です。
売れればよいとだけ考える利益至上主義の住宅メー
カーや、自己研鑽を怠る工務店とは真っ向から勝負
していきます。