COLUMN 社長コラム
若き日の司法書士時代②
2022.08.11
2007年に無職の私は熊本から大分の実家に戻
りました。鬱病を患って精神が不安定で、社会人
経験も乏しく、就職氷河期真っ只中で求人も少な
い。。所持金はパチンコで50万円位貯めてい
ました。
そこで実家の一部屋を借りて独立することにしま
した。私は無職にも関わらず婚約をしていたので
急いで何とかしなければと思っていました。
(その後無謀な婚約はすぐ破断しました)
コネも金も無いので、登記業務はありません。当
時大分県では司法書士が債務整理(過払い請求・
自己破産・任意整理)を殆ど手掛けていなかったの
で夕刊の5行新聞(1回5万円位なので貯金の10
分の1です)に「借金整理承ります」と一言書いて
掲載しました。すると毎日電話が鳴り始めました。
多重債務者となった人たちが実家に来るようにな
り、流石にやりにくかったので安い店舗を中春日
に借りて事務所を構え、近くにアパートを借りた
のが2009年、28歳の頃でした。
鬱病を克服せずに、1人暮らしもはじめ、全て自
分で雑務も行い精神的にきつい話を聞く大変な
日々が始まりました。。