COLUMN 社長コラム
賃貸VS持家どちらが得? 詳細シュミレーション結果
2020.01.01
明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
正月休みを利用して、
詳細なシュミレーションを行いました。
お客様によく質問される
「賃貸と持家はどちらが得なのか?」
という問題です。
インターネット上には色々な情報が転がっていま
すが、本当に間違いないのか疑わしいので、
自分でシュミレーションソフトを導入して計算
しました。
かなり正確な計算結果となっています。
シュミレーションの主な条件は以下のとおりです。
夫30歳
年収400万円 MAX年収550万円 退職金500万円
妻25歳
30歳から60歳までパートで年収100万円
貯金 200万円
年金は 本来もらえる金額の70%で算定
インフレ率は年率0.5%で設定
生命保険には加入しない。
夫は掛け捨てのがん保険のみ加入
賃貸物件は
3LDKの新築 家賃85000円で設定
持家は
ZEH太陽光搭載の建売住宅を使用
ローン総額2500万円
固定金利0.85-1.15%
子供2人 長男5歳 県外国立大学まで
長女3歳 県内短大か専門学校まで
賃貸と持家以外は、ほぼ同条件の設定となっています。
例えば 生活費や車の買い替えなどの条件です。
戸建の場合、補修費が必要となりますが、
それも計算に入れています。
では結果の一部をご覧ください。
資産の推移だけを抜粋して掲載します。
賃貸の場合
65歳の時に1500万円の資産しか貯まらないため
75歳で破綻するという結果になりました。
子育てにお金がかかる時期にも高額な家賃のた
め資産がマイナスとなっており、生活ローンの
検討が必要です。このローンは高金利商品とな
ります。これを防ぐにはもっと安い賃貸住宅に
引っ越さなければなりません。ですが、若い頃
は狭いアパートで辛抱し、老後も狭くて汚いア
パートに引っ越さないといけない。
そんな生活はしたくないと思うのは私だけでし
ょうか?
次に 持家です。
65歳のときの老後資金は3000万円を超えます。
老後資金の減り方も緩やかです。
これは主に「家賃の支払い」がないからです。
もう一つの理由は
太陽光発電システムによる電力自給と、
高性能住宅化による補修費の軽減
による「ライフサイクルコストの低さ」です。
「同レベルの生活水準を保つ」のであれば
賃貸に一生住み続けるデメリットのほうが大きい
とことがわかります。
さらに持家にはもう一つ大きなメリットがあり
ます。
売却して現金化できるということです。
子供への親の介護施設費用の負担軽減
子供への将来の資産として残せる可能性
このメリットはかなり大きいです。
老後の事を考えるのであれば、早い段階で
賃貸から持家(高性能住宅)にシフトすることを
お勧めします。
ここまで考えて住宅ローンを組めば安定した生活
ができると思います。
エシカルハウスでは将来設計を考えたご提案が
可能ですので、お気軽にご相談ください。