COLUMN 社長コラム

換気システムが機能しているか?確認方法

2023.04.14

住宅業界では、換気システムについては重視され

てきませんでした。

「居室1部屋に吸気口を1つする。 トイレの

 排気口からドア下の隙間を通って排気される」

この程度の理解が業界平均です。

設計プランによってはきちんと機能しませんが、

目に見えないので理解している業界人は少ない

です。

珪藻土や木材を室内に施工しても湿度管理は

多少できるかもしれませんが、CO2を吸収する

ことはありませんよ。

 

換気がしっかりと機能しているかを確認するに

はどうすればいいのでしょうか。

換気システムが機能していない場合、CO2濃度

が上昇します。しかしこれは目に見えないので

なかなか関心が向かないわけです。

CO2測定器を購入して計測すれば状態が分かり

ます。

青色は正常値です。

常にこの状態がベストです。

ウイルス対策にもなります。

 

黄色は濃度が上昇してきています。注意です。

室内に人が多いとすぐに黄色に変色します。

換気量を増やす必要があります。

 

赤色は換気が必要な状況です。

健康にも良くないですし、眠くなったり、

息苦しくなってきます。

保菌者が家族にいると感染しやすくなります。

勉強してたら結構眠くなります。

 

コロナの流行で飲食店にも置かれているので

ご存じの方もいると思います。

安い商品は計測が正確にできません。

光学式の正規品をお勧めします。

これは家と同じですね。

安いだけの家はダメです。

しっかりと手抜きされてます。

 

第1種ダクトレス熱交換換気システムは、

youtubeなどで換気が行われていないなどと

言われていますが、実際に計測してみると換気

システムは機能しています。

また雨天時も室内の湿度を50%程度に維持して

くれますのでこれがかなり快適です。

ダクト式の1種換気の性能が最も高いですが、

費用がかなり高いのがネックです。

いい塩梅で高性能にしたい方は第1種ダクトレ

ス換気をお勧めします。

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