COLUMN 社長コラム

断熱性能G3は必要なのか?

2023.01.22

当社では建売住宅は最低ZEH基準の断熱性能とし

ています。これはコストパフォーマンスを最大化

するためです。

つまり断熱性能向上に投資した資金は光熱費の削

減によって回収できるということです。

では注文住宅で求められる断熱性能はどの程度な

のでしょうか?

最近はYouTubeなどで色々な情報を取得すること

ができますが、太陽光発電と同じく疑問の残る

内容が多いと感じます。一般の方々が正しい情報

を取捨選択するのが非常に難しいと思います。

大分市において最も最適な断熱設計を今日は書き

たいと思います。

一般的にG1グレードが最もコストパフォーマンス

が良いです。ZEH基準とG1グレードはほぼ同値と

なります。

G2グレードになるとコストが上がりますが、快適

性はかなり向上します。

しかし、同じG2グレードでも家の全体設計により

快適性が大きく変化します。

住宅の快適性と省エネを両立させるには専門的な知

識と経験が必要になります。

G3グレードは大分市では不要です。

このレベルは東北や北海道などかなり寒い地域の

ための仕様だと感じています。

私は自宅をG2グレードで建築して実際に住んでい

ますが、自分の部屋と子供部屋と寝室のエアコンを

冬場付けたことがありません。

40坪の2階建家で14帖用のリビングエアコンだ

けで賄えています。

電気代は冬場でも1万円を超えることはありません。

今年の12月は6000円でした。

この事実が全てを物語っています。

しかし、単に断熱性能をG2に向上するだけでは

この状態に持っていくことはできません。

結論

注文住宅の場合

コスト重視の方はG1グレードで

快適性重視の方はG2グレードで

太陽光発電は必須

高断熱住宅の専門性がある建築会社で建てる

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