COLUMN 社長コラム
2022年下半期の見通し
2022.07.10
この1年間物価が毎月のように高騰し、建築資材
の原価高騰分を販売価格に殆ど転嫁することが
できず、2022年の上半期は数百万円単位の
損失を被りました。
全国では工務店の倒産が徐々に増えています。
当社はキャッシュフロー・自己資本比率は健全
で倒産することはありませんが、
大分市でも今年から来年にかけて負債5億円
~20億円程度の倒産が起きる可能性がありそ
うです。
消費者からの認知度が高くても自己資本比率が
10%前後しかなく、キャッシュフローも不健全
な建築会社が複数社あります。
このような会社はいつ倒産してもおかしくないで
しょう。
その会社で働く社員や顧客はなかなか内情を知る
事ができません。
また業界全体の職人不足も解消されず、建築業界
の状況は悪いと言わざるを得ません。
先日話題となっていた「エッセンシャルワーカー
最低の仕事ランキング」という記事で建設土木
作業員が1位となっていました。
このような記事がネットニュースのトップに出て
くると悲しくなります。
現場ではこの炎天下の中でも高いリスクの中で
作業を行っていますが、
世間での評価は当たり前位のような感覚で、
とても低いのです。。
今後もしばらく忍耐の日々が続くと思います。