COLUMN 社長コラム

G2グレード高性能住宅VS28年省エネ住宅 リビングの室温

2019.10.31

今回はエシカルハウスの高性能住宅

   平成28年省エネ住宅の違いを示します。

第1回は「室温編」です。

 

条件 建物の間取りと立地条件は同じものを使用

   断熱性能の数値だけを変更します

 

まずは当社高性能住宅の室温です。

次のグラフをご覧ください。

 

冬場は深夜0時に室内温度を23度にするために

21時から24時までエアコンで温度を上げてい

ます。

それ以外の時間帯は

エアコンは使用していません。

室内温度が15度を切ることは計算上

ありませんでした。

実際の写真が次のものになります。

シュミレーション通りになりました。

 

次に夏場です

朝の8時から深夜0時まで

エアコンを27度で付けっぱなしの設定です。

近年の猛暑はエアコン無しでは市街地での生活は

厳しいです。

室内の温度が一定に保たれている

ことがわかると思います。

 

次に平成28年省エネ住宅のグラフを御覧ください。

冬場のエアコンの条件は同じです。

室内温度は朝の6時には15度を下回ります。

21時からエアコンを稼働させても深夜0時に

室温23度に到達しません。

深夜0時に23度にするためには高性能住宅より

多くの電気代を消費することがわかります。

グラフでは10度は下回っていませんが実際は 

住宅の気密性が悪いので もっと室温は低くなりま

す。おそらく10度を切るでしょう。 

エアコンを長時間を稼働する必要があります。

 

次に夏場です。

同じ条件でエアコンを稼働させていますが、

室内温度が12時には30度を超えています。 

これはエアコンの冷房能力が不足している

ことを 示しています。 

シュミレートでは14帖用エアコンを

23帖のリビングに利用しました。

燃費が高い住宅は

・高額なエアコンを購入しなければならない

・多くの電気を消費する

ということになります。

高性能住宅は快適かつ省エネです

 

平成28年省エネ住宅は14畳エアコンでは

温度管理ができませんでした。

何畳用のエアコンを付ければよいのか?

これを次回の比較材料といたします。

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